凍った湖で立ち往生するシカを救え! 米国で決死の救出劇が話題に

公開日: 更新日:

 米ミネソタ州の凍った湖でシカが立ち往生したが、地元消防隊員の創意工夫と勇気によって無事、救助された。

 シカを後ろから押してツルツルの湖面を滑らせて岸辺まで移動させたのだ。それが「カーリングのテクニックを応用したようだ」などと報じられ、話題だ。

 シカが立ち往生したのは、スペリオル湖の西にあるパイクレイクという小さな湖。薄く氷が張った状態で、シカの後ろ脚のところに穴が開き、ツルツル滑るため踏ん張りがきかず立ち上がれずにいた。それに気づいた住人が地元のプライヤーレイク消防署に通報。駆けつけた4人の隊員は救出計画を練った。

 まず命綱をつけた2人の隊員が氷を割らぬよう四つん這いになってシカに接近(写真)。残る2人は岸で命綱を手に、万が一、氷が割れた場合に備える。決死の救出作戦だ。

 助けに向かう隊員の1人はY字形の「さすまた」のような道具を手に背後から接近。そしてシカを後ろからその道具で押すと……なんとシカがカーリングのストーンのように滑る! 何回か繰り返して岸辺に移動させ、作戦は鮮やかに大成功!

 救出の様子を撮影した動画がプライヤーレイク市当局のインスタグラムに掲載されたのをきっかけに、CBSテレビ系の人気番組「インサイド・エディション」でも取り上げられ、全米の注目を集めた。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 2

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  3. 3

    Snow Man目黒蓮と佐久間大介が学んだ城西国際大メディア学部 タレントもセカンドキャリアを考える時代に

  4. 4

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  5. 5

    高市新政権“激ヤバ議員”登用のワケ…閣僚起用報道の片山さつき氏&松島みどり氏は疑惑で大炎上の過去

  1. 6

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  2. 7

    田村亮さんが高知で釣り上げた80センチ台の幻の魚「アカメ」赤く光る目に睨まれ体が震えた

  3. 8

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 9

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  5. 10

    「連合」が自民との連立は認めず…国民民主党・玉木代表に残された「次の一手」