日本を変えるのは国よりも地方から…「可燃ごみ60%減」福岡のある自治体の取り組み

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政治の本質は、自分が住んでいる地方自治体

 政治に関心がある人でも、ついつい国政にばかり目を向けがち。だけど政治の本質は、自分が住んでいる地方自治体なのである。自分の住む自治体のほうが、国政よりもよっぽど自分の生活を左右することが多いから。

 そして、ワクワクする話はここから。

 日本に市区町村などの自治体は実は1700強しかない。ひとつずつ、オセロゲームのように楽しみながらひっくり返していけば、国政も変わらざるを得ない。

 国政は最後。政治は自分の住んでいる場所から始まる。

▽谷口たかひさ(たにぐち・たかひさ) 1988年大阪生まれ。日本の大学在学中に留学費用の工面のため10代ながらインターネットビジネス会社を起業し、イギリスのマンチェスター大学へ留学。卒業後、チェーンストアのエリアマネージャー、アフリカのギニアでの学校設立支援、メガバンク/M&A/メディアのコンサルタント、グローバルIT企業の取締役を経験。その後、社会の課題解決を志してドイツへ移住し、起業。2019年、ドイツで気候危機の深刻さを目の当たりにし、「みんなが知れば必ず変わる」をモットーに、気候危機の発信や日本では報道されない世界情勢にまつわる講演を開始。世界中から講演に呼ばれるようになり、日本では1年で515回、全都道府県での講演を達成。2021年には国連総会の司会とスピーチも務めた。趣味は旅と勉強で、訪れた国は約80ヵ国。保有資格は国際資格や国家資格を含め30個以上。

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