娘の大事な縫いぐるみを捨てちゃった! 米東部の町の心温まる連帯が話題

公開日: 更新日:

 仕事の範囲をはるかに超えた思いやりのある行為に喝采が寄せられている。

 米ニューハンプシャー州ストラフォードに住むジェイク・マカルピンさんは、誤って娘のシャーロットさんがずっと大切にしてきたタレ耳の犬の縫いぐるみを捨ててしまった。シャーロットさんは現在、高校生になっているが、4歳のクリスマスにもらった縫いぐるみに「カップケーキ」と名付け、今も大切にしていた。ジェイクさんは自分のとんでもないミスに真っ青!

 それを知った妻のメレディスさんは3月6日、フェイスブックのコミュニティーページに「夫にゴミを捜す許可を与えられる方はいないでしょうか」と書き込んだ。

 これに気付いたのが、ストラフォード町議会のブライアン・モナハン議員。すぐにストラフォード・リサイクルセンターのダン・コンウェイ所長に連絡を取り、7日早朝、雨天にもかかわらず2人で同センターのゴミをチェックし始めた。

 連絡を受けてやって来たジェイクさんは2人が縫いぐるみを捜しているのを見てビックリ。すぐに自分も捜し始め、しばらくして無事に「カップケーキ」を発見した。

 この経緯はフェイスブックはもちろん、地元テレビでも心温まるニュースとして放送され、大きな話題になっている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋