今どきの「50代」元気なさすぎ…は偶然か必然か? 自民党総裁選には候補者ゼロ

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「晩婚の50代は子供がまだ高校生、大学生で、右肩下がりの中でもうひと踏ん張りしないといけない。でも、今の会社では先が見えている。転職を希望する50代も増えていますが、ほぼ年収はダウンします。高度な専門性があれば別ですが、大抵の希望者は1割ダウンでもギリ受け入れるかどうか。諦めて現状にしがみつこうとします」(転職支援会社マネジャー)

 こういう仕事がやりたいという情熱がないと、転職も厳しいらしい。更年期に詳しいメノポーズカウンセラーでライターの日々晴雨氏は「元気がないのも当然でしょう」とこう続ける。

「男女限らず50代ってホルモンバランスが崩れて急激に衰えを感じ、落ち込みがちなところに親の介護や子供の進路問題も重なったりして、不安とか閉塞感の方が大きい。そこを通り過ぎた60代、70代は〈残りの人生、自分の好きなようにさせてもらう〉と吹っ切れているのか、昭和の価値観のまま〈細かいことを言われても知らん〉とブレがない。謎にパワフルですよね。見た目も若い」

 岸田首相は64歳、菅前首相は71歳で首相に就任しているが、故・安倍元首相は最初は52歳、その前の野田元首相は54歳。今の50代も頑張っていきまっしょい!

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