与野党一騎打ち「自公落選危機」は23人!裏金、旧統一教会、高市推しが「凶」に【一覧あり】

公開日: 更新日:

「裏金」「旧統一教会」2つの“”十字架に加えて…

 この日の応援弁士は、高鳥候補が総裁選で推した高市早苗前経済安保相だった。高鳥候補は集会後の囲み取材で「(現首相の)石破さんがダメだとは言わないが、高市さんを応援し続ける」と明言。裏金づくりかつ旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との癒着という2つの十字架に加え、「高市推し」が凶と出そう。

 安倍元首相の甥っ子である岸信千世前衆院議員(山口2区)も当落線上だ。初出馬した昨年4月の補選は辛勝。今回は新たな区割りとなり、大票田である周南市での票の掘り起こしを余儀なくされている。信千世候補を支援する地元議員は「岸信千世の名前を浸透させるには解散が早すぎた」と肩を落とす。

 沖縄1区はれいわ新選組が当初、独自候補を擁立したが、地元の反発などを受けて取り下げ。自民の国場幸之助前衆院議員は、無所属の下地幹郎元衆院議員に保守票を食われる苦しい展開だ。

 佐賀1区の原口一博前衆院議員は反ワクチン活動に熱を上げている。地元有権者はどう審判を下すのか。

  ◇  ◇  ◇

 野党との一騎打ち勝負に、窮地に立たされた自民党公明党の候補者たち。。●【もっと読む】石破自民は反省ゼロ!「非公認」逃れた“裏金議員”34選挙区はココだでは、非公認を逃れた裏金議員34人の選挙区の一覧表と併せて詳報している。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも