富士山が一望できる新倉山浅間公園の“映えスポット”が超人気で駐車場を有料化…山梨県富士吉田市の苦肉

公開日: 更新日:

 そのため、市ではこれまで無料だった8カ所中4カ所の駐車場料金を今年4月から1000~2000円の徴収を始める方針だという。

「増え続けるインバウンド対策の現状の課題と検討を繰り返す中で、以前から駐車場料金有料化の声は上がっていました。徴収した料金はこれまで市が支出してきた誘導員や清掃員などの費用に充当する予定です」(同前)

 折しも中国では旧正月である春節の真っ最中。日本各地に観光客が訪れている。富士吉田市のように京都市ではインバウンド対策のため、26年3月から、これまで1泊1000円だった宿泊税を上限1万円に引き上げることを固めた。増え続けるインバウンド対策に日本各地が本格的に乗り出してきている。

  ◇  ◇  ◇

 SNSでバズった途端、訪日客が押し掛け「映え」スポットに変貌する――。そんな事態は日本各地で起こっており、●関連記事『【もっと読む】2時間待ちもザラ!東京タワーの「映え」スポット…訪日客殺到、ここは大丈夫?』でもその様子を詳報している。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋