ジェンダーレス時代でも男性が多く支払うべき? 婚活に失敗する割り勘の切り出し方

公開日: 更新日:

「真面目に婚活している女性は、よく知りもしない男性からオゴってもらって“借り”をつくりたくないと考えるもの。とはいえ、ちょっとぐらいは“男気”も見せてほしい。男性が少し多めに支払う割り勘が、無難だと思います」(前出の女性誌編集者)

 もっともどう切り出すか。なかなかの難問だ。婚活歴5年というゼネコン勤務の34歳女性は「だんだん〈この男性は結婚できるだろう〉と見抜けるようになってきましたね」と苦笑いしながら、こう話す。

「女性がお手洗いに行っている間に会計を済ませておいて、〈2000円もらえるかな?〉とさらりと言える男性には、素直に感謝できる。そこで〈2000円でいいよ〉はカチンと来る。違いが分からない男性は、婚活で苦労するはずです」

 違い、お分かりになるだろうか。男女問題にも詳しいライターの日々晴雨氏の解説はこうだ。

「〈~でいいよ〉は上から目線の物言いで、〈俺の方が多く払ってあげるから〉という恩着せがましさを感じる。それは、例えば〈皿洗いは俺がしてあげる〉なんてセリフにも通じるものがあります。別に〈皿洗いは俺がする〉でいいじゃないですか。夫の〈~してあげる〉という上から目線にイライラしている妻は、非常に多い。〈~でいいよ〉も根っこは同じ。結婚後に苦労させられる男性としか思えません」

 言い方は大事。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    愛知県犬山市にある「もうひとつの万博」に行ってみた “本家”と違いストレスフリー&コスパよし

  4. 4

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(16)小熊を屋内で放し飼い「筋肉、臭い、迫力、存在感がぜんぜん違った」

  1. 6

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  2. 7

    緒形直人、中井貴一、佐藤浩市…名優のDNAを受け継いだ3人の息子たちの現在地

  3. 8

    元横綱白鵬 1億円“退職パーティー”の実態…超高級ホテルに太客大集結、札束乱舞のボロ儲け

  4. 9

    長嶋茂雄さんは助っ人外国人のセックスの心配もしていた。「何なら紹介してやろうか?」とも

  5. 10

    “中居正広寄り”の古市憲寿氏と視聴者のズレはどこで生まれた? フジ日枝批判での存在感は早くも過去のものに