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櫻井寛鉄道フォトジャーナリスト

1954年、長野県生まれ。昭和鉄道高校、日大芸術学部写真学科卒。出版社写真部に15年間勤務後、1990年に独立。著書に「日本の鉄道路線と車両の大図鑑」(JR編私鉄編=講談社ポケット百科)、にっぽん全国100駅弁」(双葉社)、「列車で行こう!鉄道王国スイスの旅」(世界文化社)など。

鉄道写真家・櫻井寛氏がオススメする絶景列車メシ(下)

公開日: 更新日:

JR四国 志国土佐時代の夜明けのものがたり

 特急列車では、日本で一番長い名前だという。「ものがたり列車」を3本運行するJR四国では3番目になる「ものがたり」特急だ。

「坂本龍馬のイメージである“志”をテーマにした列車です。龍馬が描かれた車両は2両編成で、1号車は『クロフネ』と名付けられました。龍馬が見た西洋の蒸気船をイメージしていて、明治期の文明開化や19世紀末の芸術を想起させます。2号車は『ソラフネ』で、龍馬が“夢見た未来”という発想です」

 土日祝は、土讃線の高知~窪川間を1日1往復(下りは高知10時2分発→窪川12時32分着、上りは窪川13時10分発→高知16時9分着)する。その行路には秘密がある。

「坂本龍馬の脱藩ルートに沿って走るんです」

 車窓から眺める仁淀川や太平洋など美しい景観が圧巻だ。

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