氷河期世代で転職も失敗…婚活をはじめた40代男性が成婚した相手とは?
最近は女性がキャリアを積んでどんどん働くようになったので、「家事をする夫」が求められています。家事を外注すると1時間3000円以上かかる。1日4時間を週2回頼んだら月10万円以上になる。それなら、夫がバイトであっても月10万円稼いできてくれて、なおかつ家事もしてくれたらプラスになる。そういう考え方の女性が増えているんです。
実際、氷河期世代の40代後半の契約社員の男性で、年収は300万円台でしたが12歳年上の女性と結婚した人もいます。奥さんの年収は夫の3倍で1000万円以上。「夫はパートでもいいから家事をしてくれればいい」という考えでした。旦那さんが早く帰ってきて家事をしてくれるなら、それで十分というケースです。
ただし、給料が少ないのに「若い女性と子供が欲しい」と言っている男性は結婚できません。現実的ではないからです。
■30歳の大手企業で働く女性の同僚は夫が"主夫"も当たり前に
先日入会した大手企業で働く営業職の30歳の女性に、「同僚の女性たちはどうしてる?」と聞いたら、「子育てしている同僚の旦那さんは全員無職です」と答えたんです。奥さんが稼ぐから、旦那さんが途中で仕事を辞めても回るので、家庭のことをするために無職になっているといいます。この会社の営業職は30歳前半で年収1000万円超えですから、旦那さんが500万円、600万円の年収があっても、妻には届かないので「もういいや」と辞めてしまうらしいのです。