氷河期世代で転職も失敗…婚活をはじめた40代男性が成婚した相手とは?
こうなると、結婚の形も変わります。昔みたいに「男性だけが稼ぐ」というのは古い。昭和の価値観です。70代、80代のお母さん・おばあちゃん世代が残している考えが、今の社会を生きづらくしています。氷河期世代や年収に自信のない男性が「パートナーが欲しいけど収入がない」と悩むなら、年上女性や、あるいは料理などのスキルを身につけて違うところでアピールするのがおすすめです。
男女ともにプライドを捨てれば、もっと可能性が広がります。30年前のアメリカでは、すでに「妻がバリキャリで夫が無職」という夫婦が普通にいたそうです。日本はまだ遅れている。女性も「うちの夫は医者」とか「夫が優秀だから誇らしい」とか、そういう古い価値観を持っている人が多い。だから「稼いでいる女性」でも一瞬「うらやましい」と思ってしまうのだと思いますが、本当は男性が家事をしたり、無職でも別に問題ないんです。
人生は長いので、途中での逆転はいくらでもあります。子育て期間だけでも20年以上。2人、3人授かれば40年近く子育てが続く。その間に夫婦の稼ぎ方や役割は何度も変わるんです。婚活においては「本人が自立しているか」「古い価値観を引きずっていないか」が大事です。
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