警察は“市街戦”でクマを制圧できるのか? ライフル銃使用が13日に解禁

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 全国でクマによる人身被害が過去最悪のペースだ。7日は山形県米沢市の旅館にクマが侵入。自治体判断で発砲を可能とする「緊急銃猟」が実施され、地元猟友会が駆除したことから、幸いけが人は出なかった。各地の市街地でも出没が相次ぐ中、関係機関が急ピッチで対策を進めている。

 陸上自衛隊は秋田県で箱わなの設置や運搬などの後方支援を本格化。警察官によるライフル銃の使用が13日から可能になる。クマは皮下脂肪が厚く、頭蓋骨が硬い。そのため、拳銃では銃弾が貫通せず、致命傷を与えるのは難しい。急所に命中しなければ、興奮状態の手負いクマから逆襲を受ける危険がある。警察庁は国家公安委員会規則を改正し、ライフル銃使用にカジを切った。

 すでに人的被害が大きい秋田、岩手両県に他の警察から機動隊の銃器対策部隊を派遣。現地の猟友会のハンターや研究者からクマの習性や急所を学び、駆除現場の確認や射撃訓練をした上で任務に当たるという。

 警察官による駆除対象は市街地に出没したクマに限り、ハンターによる緊急銃猟が行えない場合が想定されている。ただ、警察官によるクマ駆除は前例がない。凶悪化したクマを一朝一夕に仕留められるのか。ベテランハンターが疑問を投げかける。

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