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白石 あづさライター&フォトグラファー

会社を辞め3年にわたる世界旅行へ。訪ねた国は100カ国以上。著書に「逃げ続けたら世界一周していました」(岩波書店)、「中央アジア紀行 ぐるり5か国60日」(辰巳出版)、「尾畠春夫のことば」「佐々井秀嶺、インドに笑う」(ともに文芸春秋)ほか。

(1)普段から「逃げグセ」をつけておこう 家にこもっているより心の回復が早い

公開日: 更新日:

 嫌なことがあった土地から1日でもいいから逃げる。別れた恋人や嫌な上司が吐いた息を吸わないように、彼らの生息域からしばし離れる。私は「夜逃げ旅」を繰り返すうち、近所の喫茶店から国内外の町や村まで並べた「夜逃げ先リスト」を作り、少ない額ですが「夜逃げ貯金」なる定期預金を始めました。「私には逃げ先がある。逃走資金もちょっとある」と思うだけで気持ちに余裕が生まれ、なんとか生きていけるような気がしたのです。 (つづく)

【連載】大人の「夜逃げ旅」講座

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