ロングランヒットの「スマスロモンキーターンV」は何が優れていたのか? 近く登場しそうな後継機への期待
比較的マイルドな出玉で遊びやすい
パチスロ機には、射幸性を表す指標として“コイン単価”というものがある。その機種を稼働させた場合のホール側から見たコイン1枚あたり売上の平均値で、このコイン単価が高いほど、射幸性が高いということになる。「モンキーターンV」のコイン単価は約3.1円とされており、その数字は決して高いものではない。
「最近のスマスロではコイン単価が4円を超える機種も多いので、『モンキーターンV』の3.1円というのは、比較的マイルドな出玉と言えます。ゲーム数天井も795ゲームでそこまで深くなく、ユーザーにしてみれば遊びやすい機種と言えます。
もちろんマイルドなので、“一撃1万枚”といったような極端な大爆発の頻度は低いのですが、一方で2000枚から3000枚クラスの出玉は現実的。また、他の機種に比べて上位ATにも入りやすいというメリットもあります。上位ATに入れることを目標として遊技するユーザーも多い中、『モンキーターンV』はその目的が達成しやすい。だからこそ、継続的に打ち続けるユーザーも多いのでしょう」
多くのパチスロユーザーが夢見るのが、高設定台を打つことで、自分が座った台が高設定かどうかを見極めるために、さまざまな設定判別を行う。『モンキーターンV』では、設定判別要素もまたロングランヒットになった要因のひとつだという。
「公式で発表されているものではありませんが、ある専門メディアが『モンキーターンV』の特定小役の出現率に大きな設定差があるとスクープしました。しかも、200ゲームから300ゲーム回して小役をカウントするだけでも、ある程度の設定の傾向が見えるというものです。
こういった早期に判別できる設定差があると、ホールにあるのが“設定1”ばかりであることが露呈し、稼働が下がってしまうこともありますが、『モンキーターンV』の場合、そこまで稼働が落ちなかったんですよ。設定が判別しやすいということを逆手に取って、『モンキーターンV』に高設定を入れて、ユーザーにアピールしたホールもあったのかと思います。また、ユーザーとしても“とりあえず設定判別がてら打ってみるか”といったモチベーションで『モンキーターンV』を選びやすくなったという側面もありますね。射幸性がそこまで高くないこと、設定判別しやすいことが、ユーザーにとってリスク回避になっていて、だからこそ『モンキーターンV』が選ばれやすい。そして、それなりの客付きがあるなら、ホールとしても設定を入れやすい。こういった好循環があったのは間違いないでしょうね」
出玉性能や適度な射幸性、そして設定判別まで、とにかく完成度が高かった「モンキーターンV」。近い将来登場するであろう後継機への期待も高まるばかりだ。
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