薬はあるのに「軟膏ツボ」が手に入らない深刻事態…ナフサ不足が町の薬局も直撃!

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「大事なのは、やっぱり私が『量は足りている』という発信を続けること」──。9日の閣議後会見で、赤沢経産相はナフサ不足を指摘した記者に、そう逆ギレした。しかし、いくら政府が「足りている」と言い繕ったところで、ナフサ由来製品は各所で不足しているのが現実。薬局も「軟膏容器」の品薄に頭を抱えている。

 軟膏容器の素材は、ポリエチレンやポリプロピレンなどナフサ由来。建築や食品業界などと同様、ナフサ不足のあおりを受けている。

「例えば、小児科や皮膚科では軟膏を混ぜて処方する場合があります。薬剤師が医師の処方箋に沿ってステロイド剤や保湿剤、抗菌剤などを均一になるように混ぜ合わせるのです。しかし、薬を保存しておくためのツボ(容器)が手に入りづらくなっています。処方の傾向に従って必要な薬を500グラムなどの大きめのツボに取り揃えて用意したりするのですが、肝心のツボが品薄なのです。患者さんに渡す際の小さなツボもしかり。通常通り発注しても、数量やサイズの調整を余儀なくされるケースが生じています。大手の調剤薬局は在庫を抱えているかもしれませんが、買い付けできる体力の乏しい個人薬局へのシワ寄せが大きい」(医療関係者)

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