薬はあるのに「軟膏ツボ」が手に入らない深刻事態…ナフサ不足が町の薬局も直撃!

公開日: 更新日:

■欠品になる恐れも

 しかし、品薄でも患者に処方しないわけにはいかない。患者の自宅から軟膏容器を持ってきてもらったり、調達先を海外に切り替えたりして対応しているという。

 千葉県薬剤師会が薬局や病院を対象に行った医療資材に関する調査(5月20~26日実施)によれば、不足している製品のうち8割を「軟膏ツボ」が占めた。薬はあっても容器がないという深刻な事態だ。

「ツボの品薄が続いた場合、何が起こるか。別の製品の欠品が生じる恐れがあります。例えば、500グラムのツボ製品が入手しづらい場合、薬局としては同じ成分のチューブ製品を購入して投薬することが考えられます。10グラムならチューブ50本、5グラムなら100本を購入する動きが出てくると、製薬会社としては5グラムや10グラムチューブ製品の受注が一気に増えてしまう。しかし、直ちに増産体制を整えることはできません。最悪の場合、欠品に近い状態になってしまいかねない」(製薬会社社員)

 現場の悲鳴が相次いでいるのに、政府は「足りている」の一点張り。そのうち「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」とか言い出すんじゃないか。

  ◇  ◇  ◇

 ナフサ不足は明らかなのに、高市政権は「目詰まり」と強弁するばか。その無為無策ぶりについては、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松村北斗&目黒蓮の"2強"を崩すSTARTO社の若手演技派は? 男性アイドル戦国時代のカオス

  2. 2

    「ペチュニア」と「キンギョソウ」が見頃を迎えた花と緑のテーマパーク「東京ドイツ村」入場券を5組10人にプレゼント

  3. 3

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  4. 4

    楽天・塩川達也監督代行とは何者か…野村克也氏から重宝された「悪く言えばイエスマン」

  5. 5

    さとう珠緒が明かす「AVオファー」「事務所トラブル」真相

  1. 6

    阿部慎之助氏の巨人監督復帰が絶望的なワケ…親会社が断固として許さない暴力行為の重み

  2. 7

    ドジャース大谷6年連続オールスタースタメンに暗雲…建国250周年の地元票が生む“フィリーズ包囲網”

  3. 8

    中傷動画めぐり永田町で怪文書乱舞…高市首相を守る「官邸ポリス」出動も時すでに遅し

  4. 9

    佐々木朗希の選手会脱退に「情けないし、寂しい」 球界に広がった“第2の朗希”への危機感

  5. 10

    高市首相もう中傷動画疑惑から逃げられない…終盤国会に待ち受ける“答弁地獄”は7.17会期末まで続く