薬はあるのに「軟膏ツボ」が手に入らない深刻事態…ナフサ不足が町の薬局も直撃!
■欠品になる恐れも
しかし、品薄でも患者に処方しないわけにはいかない。患者の自宅から軟膏容器を持ってきてもらったり、調達先を海外に切り替えたりして対応しているという。
千葉県薬剤師会が薬局や病院を対象に行った医療資材に関する調査(5月20~26日実施)によれば、不足している製品のうち8割を「軟膏ツボ」が占めた。薬はあっても容器がないという深刻な事態だ。
「ツボの品薄が続いた場合、何が起こるか。別の製品の欠品が生じる恐れがあります。例えば、500グラムのツボ製品が入手しづらい場合、薬局としては同じ成分のチューブ製品を購入して投薬することが考えられます。10グラムならチューブ50本、5グラムなら100本を購入する動きが出てくると、製薬会社としては5グラムや10グラムチューブ製品の受注が一気に増えてしまう。しかし、直ちに増産体制を整えることはできません。最悪の場合、欠品に近い状態になってしまいかねない」(製薬会社社員)
現場の悲鳴が相次いでいるのに、政府は「足りている」の一点張り。そのうち「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」とか言い出すんじゃないか。
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