北陸新幹線の延伸ルート「桂川案」に決定でも難航必至…問題解決の奇策「フリーゲージトレイン」の可能性を考えてみた

公開日: 更新日:

 日本の鉄道は、基本的に新幹線と在来線で線路の幅が異なっている。そのため、新幹線を在来線に直通させることはできない。在来線の線路の幅を広げて、新幹線と直通できるようにしたのが山形新幹線と秋田新幹線で、“ミニ新幹線”の愛称で親しまれている。ただ、通常の新幹線ほどではないものの、整備に莫大な費用がかかるうえ、工事の間は在来線を運休させなければならないのだ。

 そこで、開発が進められたのが、異なる幅の線路を行き来できるフリーゲージトレインである。博多駅~長崎駅間の西九州新幹線は元々、フリーゲージトレインの導入を前提に計画が進められてきた。北陸新幹線でも、新大阪駅に延伸するまでのつなぎとして導入される予定だった。

 試験走行が進められ、実用化にこぎつけるかと思われたが、トラブル続きで開発が難航。結局、実用化に至らなかった。その結果、西九州新幹線も北陸新幹線も長期に渡って宙に浮いた格好で、ルート決定を先延ばしする間には、物価や材料費などの高騰で工事費もどんどん高騰しているのだ。

■すべてを解決するフリーゲージトレイン

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    愛子さまが8月に伊勢神宮「式年遷宮」視察へ 将来は「祭主」を継ぐ可能性も

  2. 2

    阿部慎之助氏の巨人監督復帰が絶望的なワケ…親会社が断固として許さない暴力行為の重み

  3. 3

    バレーボールとビーチバレーで五輪4度出場 高橋有紀子さんは横浜で寿司屋の女将になっていた

  4. 4

    三山凌輝「裏切り愛」でも愛娘・趣里に離婚を勧められない水谷豊&伊藤蘭の悲痛

  5. 5

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  1. 6

    巨人橋上監督代行は本当に「今季限り」でいいのか…他球団から“引き抜き”に要注意

  2. 7

    これぞ維新クオリティー!「副首都法」成立直後に「同日選強行」断言…吉村代表が重ねた約束反故とデタラメ

  3. 8

    検察組織は落ちるところまで落ちた 東大法卒の「特捜部エース」が“ヒモ”とは…世の中真っ暗闇

  4. 9

    不倫疑惑報道の三山凌輝 要注意人物でも“不適切密会”に持ち込めてしまう「人たらし」の極意に迫る

  5. 10

    「ブルーカラー・ビリオネア」には到底なれない…60代の元ブルーカラーは今無職