死角で抱き合い性的行為も…鹿児島の温浴施設“閉店やむなし”の複雑事情

公開日: 更新日:

 こうした迷惑行為は全国的に起こっているという。

「ネット掲示板で出会いを求める人たちの間では、東京の城南地区にある大型温浴施設が有名で、足首にロッカーのキーをつけているのが目印になっているともいわれています。私は大型施設に行った際は白濁湯にだけは絶対に入らないようにしています。年配男性に体をジッと見られたことがありますが、非同性愛の男性にとって全裸女性が目の前にいるようなものなので、同性愛の男性が興奮しないほうがおかしく、欲望が抑えられないのも理解はできます。しかし、これは公園で性的行為をすれば、公然わいせつになるのと同じです」(前出のライター)

 こうした温浴施設の経営状況は、燃料費や光熱費の高騰で決して良好ではない。

「浴室やサウナに防犯カメラをつけるわけにはいかず、人を巡回させて他のお客さんの迷惑になる行為を取り締まることもできますが、その分コストがかさみます。トイレのドアの下方部分を開けた状態にしているところもありますが、他の死角で迷惑行為がなされるなど限界があります」(消費経済アナリスト・渡辺広明氏)

 せっかくのリラックス効果を台無しにする迷惑行為は許してはならない。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも