山本伸
著者のコラム一覧
山本伸株式評論家

1962年生まれ。マネーリサーチ代表、経済情報誌「羅針儀」主宰。1985年より株式評論家として、金融情報に関する執筆活動および講演活動など幅広く活躍。アベノミクス相場では推奨銘柄の3倍高を連発させ、マーケットの注目を集めた。講演会は常に満員御礼。ファンの中には、2000万円の資産を15億円にしたツワモノも。「山本伸の騰がる株100銘柄」(宝島社)など著書多数。

人気化する親子上場解消関連 狙い目は「信越ポリマー」

公開日: 更新日:

 先月23日、自動車ランプ最大手の小糸製作所が、子会社で東証2部上場のKIホールディングスを完全子会社化すると発表した。2019年度に入って最初の親子上場解消である。発表直前の株価309円に対し、TOB価格は455円と47%ものプレミアムがついた。

 さらに同25日には日立製作所が正式に日立化成を売却する準備に入ったと報道され、日立化成の株価は2日間で12%ほど上昇した。筆者が想定した通り、6月に経産省が発表する親子上場解消促進策(ガイドライン)に向けて、親子上場関連株がにわかに人気化しつつある。

 ちなみに、小糸製作所はトヨタが発行済み株式の20%を持つ、持ち分法適用会社(デンソーも1.8%の株式を持つ第10位株主)であり、他のトヨタグループ企業にも親子上場解消の波が広がる可能性がある。

 今週は親子上場関連であり、半導体関連でもある信越ポリマー(7970)に注目したい。信越化学系列の親子上場関連株は、上場子会社の同社と、関連会社で実質子会社の三益半導体工業の2社が存在する。三益半導体は半導体ウエハーの研磨加工とテストウエハー再生の大手。05年の第三者割当増資などにより、信越化学の持ち株比率はそれまでの3.4%から38.6%に跳ね上がった。

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