小林佳樹
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小林佳樹金融ジャーナリスト

銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。

GPIFの外貨運用枠拡大は裏ワザ 囁かれる安倍政権への忖度

公開日: 更新日:

 世界最大規模の年金ファンドである年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は1日、公的資金の運用の年次計画を変更した。為替変動リスクを回避した、いわゆる「ヘッジ付き外債」への運用を国内債の運用と同様に扱うよう変更したもので、事実上の外債運用枠の拡大となる。

 この措置について、市場関係者からは「為替相場が過度に円高に振れた場合に備えて、外債運用の枠を拡大させておこうということであろう。ヘッジ付きとはいえ手持ちの円資金を売って、外貨資産に投資することに変わりはなく、円安誘導となる。円高による景気悪化を懸念する安倍政権に忖度した、官製ファンドらしい判断だ」との声が上がっている。

 GPIFは直近の6月末時点で160兆6000億円余りの運用資産を持っている。その運用の基本ポートフォリオ(資産配分)は国内債35%(乖離許容幅±10%)、外国債15%(同±4%)、国内株式25%(同±9%)、外国株式25%(同±8%)となっている。

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