33年ぶり世界暴落ドミノ 東証とうとう1万7000円割れの衝撃
下落率は軒並み、1987年10月の「ブラックマンデー」以来、約33年ぶりの大きさだ。WHO(世界保健機関)が「パンデミック」と認めた新型コロナウイルスの世界的流行などを背景に主要国の記録的な株安連鎖が止まらない。
12日のNYダウは寄り付きから暴落。売買を15分間停止するサーキットブレーカーが再び発動。前日比2352・60ドル安(10%)の2万1200・62ドルで取引を終え、9日に記録した過去最大の下げ幅をあっさり更新した。
欧州株式市場も主要国の株価指数はそろって、10%超下落した。特に感染者数が急増しているイタリアの株価指数が過去最大17%の大幅安。英FT100種平均株価指数は10.9%安でブラックマンデー以来の下落率を記録し、ドイツ12.2%、フランス12.3%とそれぞれ株価指数が落ち込んだ。