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森山高至建築エコノミスト

１級建築士。１９６５年生まれ。岡山県井原市出身。岡山県立井原高から早大理工学部建築学科に進学し、８８年に卒業。斎藤裕建築研究所を経て、９１年に株式会社アルス・ノヴァを設立し、代表に就任。０４年に早大政治経済学部大学院経済学修士課程を修了した。建築家として関わった物件は１０００件以上。長崎県の大村市協定強建替え基本計画策定など、公共建設物のコンサルティングに携わるほか、マンガの原作などの仕事も手掛ける。主な著書に「非常識な建築業界『どや建築』という病」がある。

もはや開催絶望東京五輪の施設は今

まるでゾンビ映画「近未来ディストピア」と化した選手村

公開日：2020/07/30 06:00　更新日：2020/07/30 06:00

誰一人いない… 選手村の公園だけでも開放すべきだ（Ｃ）日刊ゲンダイ

　東京五輪「開催前」のゴタゴタを象徴する施設が国立競技場ならば、「開催後」のゴタゴタの原因となりそうなのが、晴海の選手村だ。都有地を、周辺の評価額と比較して９割近く安く払い下げたのではないか……ともいわれている。

　競争入札のはずだったのに大手ディベロッパーのほぼ全てが相乗…

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