人気のアイスバー「ガリガリ君」の夏季限定品が“梨味”のワケ

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 夏に大人気のアイスバー「ガリガリ君」でおなじみの赤城乳業。

 そもそも「乳業」を名乗る会社なのに、なぜアイスを作っているのか?「『乳業』とありますが、元からアイス以外の乳製品は作っていません。乳業は社名を付けた当時(1960年)、社名に“乳業”と付けるのがはやっていたとか、いずれは乳製品を作りたい、という希望を込めて付けたとも言われております」

 こう話すのは同社マーケティング部の広瀬さん。同じくアイスで有名な森永乳業やオハヨー乳業はあくまで牛乳などを中心に事業を行ってきたが、赤城乳業は違うようだ。

 ところで、ガリガリ君といえばソーダ味が定番だが、夏は季節限定で「梨味」(2016年~)を出している。他社ではあまりないラインアップだ。

「日本らしい、和風の果物という切り口で開発を進めました。世の中に梨味の食品がまだあまりありませんでしたが、当時から驚きや楽しさの演出はガリガリ君の目指すところでしたので、すでに加工食品としてよく食べられている『いちご』や『りんご』の選択肢は考えませんでした。原料メーカーさまと共同開発という形で進んでいたので、非常に出来の良い『梨香料』の提案を頂けたのもフレーバー決定の追い風になったと思います」(広瀬さん)

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