ベネフィット・ワンvsリログループ 福利厚生サービスを手掛ける大手を比較
物価高が生活に襲いかかっています。野菜から肉、魚、菓子、コーヒー……身近な食品ばかりか衣料品にも値上げの波は押し寄せています。給与が上がれば、何とか物価高に対応できそうですが、それも期待薄。せめて、福利厚生の充実ぐらいは……と思うサラリーマンは大勢いそうです。
今回は、さまざまな会社の福利厚生サービスを扱う「ベネフィット・ワン」と「リログループ」の社員待遇を比較してみます。
ベネフィット・ワンは1996年にパソナグループのベンチャー第1号として、ビジネス・コープの社名でスタートしました。官公庁や企業が会員で、福利厚生業務の運営代行サービスを行っています。物販、直営保養所など幅広く運営しています。
リログループは1984年に「転勤者の留守宅管理システム」を日本で最初に立ち上げました。現在は、留守宅管理と企業の福利厚生の総合アウトソーサーが主な事業となっています。また、企業の本業以外の業務もサポート、支援しています。
業績はどうでしょうか。2022年3月期(連結)で比較してみます。売上高はベネフィット・ワンが384億円、リログループが1566億円。営業利益は128億円と185億円、純利益は89億円と156億円です。