著者のコラム一覧
村山治ジャーナリスト

1950年、徳島県生まれ。1973年に早稲田大学政治経済学部を卒業し毎日新聞社入社。1989年の新聞協会賞を受賞した連載企画「政治家とカネ」取材班。1991年に朝日新聞社入社。東京社会部記者として金丸事件、ゼネコン汚職事件、大蔵省接待汚職事件などの大型経済事件報道に携わる。2017年からフリー。著書に『特捜検察vs.金融権力』(朝日新聞社)、『検察 破綻した捜査モデル』(新潮新書)、『安倍・菅政権vs.検察庁 暗闘のクロニクル』(文藝春秋)『工藤會事件』(新潮社)など。最新刊は『自民党と裏金 捜査秘話』(日刊現代/講談社)

【東京佐川急便事件】異聞(18)石井進と小谷光浩 東急電鉄株買い占めの誤算

公開日: 更新日:

社長交代は実現せず、株価も下げに転じる

左から稲川会の石井進会長、「光進」の小谷光浩社長(C)日刊ゲンダイ

 捜査資料によると、東急電鉄株買い占め騒動のきっかけは、東急電鉄会長で東急グループ総帥の五島昇が1989年3月20日に死去したことだった。

 小谷光浩は、85年に仕手グループのビデオセラーが買い集めて東急電鉄に譲渡した藤田観光株の処理を巡って東急電鉄幹部と接点ができ、同社の… 

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