セブン銀行 松橋正明社長(1)高専出身の異色社長が描くATMの未来像

公開日: 更新日:

 スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグ――。世界をリードしてきた2人に共通するのはTシャツ。公式の場にもカジュアルな格好で登場する。今や“出来る男”の代名詞になっているTシャツをトレードマークとするトップが日本にもいる。セブン銀行の松橋正明社長(61歳)だ。この日も明るい紺色のTシャツにジャケットを羽織った姿で現れた。

「こうしたスタイルになったのは昨年6月、社長に就いてから。これまでに着ていた服をほとんど買い替えました」

 社長就任後、ネクタイを締めたのは数回しかないと笑う松橋氏。大胆なイメージチェンジの理由は「セブン銀行がスピーディーにものごとに取り組んでいく姿勢を表したかったから」だという。たしかにスーツ姿よりも、フットワークの軽さが伝わってくる。

 セブン&アイグループの一員としてセブン銀行(旧社名アイワイバンク銀行)が創業したのは2001年。当初は在籍していた日本電気からの出向という形だったが、その時期も含め、松橋氏は準備段階からずっと主力のATM事業に携わってきた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗