ダイハツ不正行為を生んだ日本の“会社あるある”の企業体質…《理解できなくもない》の声まで

公開日: 更新日:

■職場風土として「できない」 が言えない雰囲気が残っている

「管理職は表向きは『何でも相談してくれ』 というものの、実際に相談すると、『で?』 と言われるだけで相談する意味が無く、問題点を報告しても 『なんでそんな失敗したの』 『どうするんだ』『間に合うのか』 と詰問するだけで、 親身になって建設的な意見を出してくれるわけではない」

「職場風土として、『できない』 が言えない雰囲気はまだまだ残っているのではないかと感じる (中略) 特に日程の短縮や部品の変更の織込みの議論になった場合には、出来るためにどうするのか? みたいな問いかけが日程短縮したい部署(人など)から提起される」

「開発日程を遅らせることは絶対にNGの風潮が強く、日程に間に合わないと感じ手を挙げると 『なぜ間に合わないのか』 『どうしたら間に合わせられるのか』『今後どうするのか』 の説明に追われ、 設計に注力したくて手を挙げたのにその他の業務が一気に増えることが目に見えているので、 禁じ手を使ってしまいたくなる気持ちは理解できなくもない」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

  2. 2
    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

  3. 3
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 4
    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  2. 7
    「つばさの党」ガサ入れでフル装備出動も…弱々しく見えた機動隊員の実情

    「つばさの党」ガサ入れでフル装備出動も…弱々しく見えた機動隊員の実情

  3. 8
    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

  4. 9
    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

  5. 10
    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?

    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?