著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

ダイハツ工業(上)品質不正は64車種に…なぜトヨタグループでこうした不正が続発するのか

公開日: 更新日:

 手持ち資金で賄いきれない場合は、親会社のトヨタ自動車から支援を仰ぐ。ダイハツが巨額の赤字に陥れば、親会社、トヨタの業績への影響は避けられない。ダイハツの企業規模でも、関係先はこれだけある。自動車産業の裾野の広さを改めて印象付けた。

 この1、2年を振り返ると、トヨタグループの不祥事が相次いだ。2022年3月、日野自動車のエンジン燃費試験での不正が発覚した。23年3月には、トヨタグループの本家にあたる豊田自動織機でフォークリフト向けエンジンの不正が明らかになった。

 12月20日には、北米トヨタでエアバッグのセンサーに不具合が見つかり、100万台がリコールとなっている。同日、ダイハツの車両認証試験の不正が公表された。

 第三者委の貝阿弥誠委員長は「決められた開発日程を守らないと大変なことになるとの思いで、認証試験に確実に合格することを目的にした行為」と述べた。

 なぜ、トヨタグループで、こうした不正が続発するのか。

「トヨタが効率的に車を造るために進めてきた“トヨタ方式”についていけなくなったのではないか」は自動車担当アナリストの見立てだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ