毎日新聞「麻生派裏金作り」スクープ報道…肝の証言から推し量る“戦後最長財務相”麻生氏が“脱税行為”の認識

公開日: 更新日:

■森友事件で財務官僚に甘かったのは、派閥の裏金づくりを知られていたから?

 つまり、麻生太郎副総裁(84)は、それまでの派閥の裏金作りを知っていた可能性が限りなく高いわけだ。17年以前の不記載については、政治資金規正法の公訴時効(5年)が成立しているとはいえ、この事実は重いだろう。なぜなら、この時、麻生氏は財務大臣だったからだ。

 麻生氏は2012年12月から21年10月まで財務大臣を務め、連続最長在任記録(3205日)を持つ。そして同期間、副総理、内閣府特命担当大臣(金融担当)も兼務していた。国庫や金融政策を預かるトップが違法、脱法行為と指摘されている脱税行為を認識していたとすれば大問題なのは間違いない。

 26日、X(旧ツイッター)では早速、《現金還付》の言葉がトレンド入り。これを受け、SNS上ではこんな声が広がった。

《財務大臣が裏金キックバックを認識していたのかもしれないとは…。世も末だな》


《森友事件で麻生さんが財務官僚に甘かったのは、派閥の裏金づくりを知られていたからではないか》

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る