著者のコラム一覧
森岡英樹経済ジャーナリスト

1957年生まれ。早稲田大学卒業後、 経済記者となる。1997年、米コンサルタント会社「グリニッチ・ アソシエイト」のシニア・リサーチ・アソシエイト。並びに「パラゲイト ・コンサルタンツ」シニア・アドバイザーを兼任。2004年にジャーナリストとして独立。

福岡うどんは全国ブランドになれるのか? うちだ屋はホリエモンが顧問の「こむぎの」と資本提携で全国へ

公開日: 更新日:

「アキラお兄さんのうどん体操は子供に大人気で、画面のアキラお兄さんに合わせて子供たちがくねくねと踊るさまはほほえましい」(福岡県民)という。福岡県民はうどんが大好きなのだ。

 その福岡うどんの顔のひとつ、うちだ屋は1977年に内田勝行氏が福岡市東区で創業し、福岡県を中心に42店を構えている。秘伝の出汁に軟らかくもちもちした食感のうどんが特徴で、元祖「和風ちゃんぽんうどん」はじめ、うどんのつゆを使って作るカツ丼やカレーライス、ハンバーグなど多彩なメニューを提供している。また、いち早く24時間営業を導入したことでも知られる。

■堀江氏も絶賛

 ここに着目したのが、「こむぎの」であり、顧問を務める堀江氏も自身が会長を務めるFMラジオ局の番組で「かつお出汁が香り、おいしい。全国展開していきたい」と期待を寄せる。

 旗を振るのは、3月末に社長に就任した笹山直人氏だ。笹山氏はグローバルダイニングに15年間在籍するなど、飲食店運営に精通している。創業者の内田氏も相談役会長として残り、サポートする。

「うちだ屋」は年内に関東などに出店し、5年間で全国の店舗数を現在の2倍の80店に拡大するとしている。福岡のうどんは全国制覇できるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃