コンビニ誕生50年超で国内は飽和状態…IT駆使した「激安小型スーパー」がこれからの脅威に

公開日: 更新日:

「福岡を中心に45店舗以上を展開中のトライアルGOはセルフレジ導入のほか、商品発注や値下げの自動化などITで効率化し、ほぼ無人に近い状態で運営する一方で安さを追求。買収した西友の店舗で調理した弁当や総菜を安価で提供するなど、食でガチンコ勝負になるため、コンビニにとって脅威になりそうです」(渡辺広明氏)

 首都圏出店はこれからだが、トライアルは習志野市で24時間営業の小型スーパー「NEXMART 01 GO」を運営している。入り口すぐのところに安価でボリュームのある弁当や総菜が並べられ、消費期限が近い商品は“自動値下げ対象”と表示され、大幅値下げされる。

 実際、平日の早朝に訪れると「三元豚のロースかつ重」や「国産チキンカツサンド」がそれぞれ299円と213円(ともに税込み)に値下げされていたように、物価高の中、消費者にとってありがたいのは価格の安さだ。トライアルGOは同店に近い業態になるとみられている。

「勝負の分かれ目は、首都圏でいかにいい立地を確保できるかだと思います。価格帯は食品スーパーのオーケーあたりがライバルになりますが、安売り競争はいつか限界がきます。人口減少による人手不足で人件費が高騰する中、セルフレジや商品管理などの省力化が進んでいますが、無人に近い状態で果たしてうまく回るのか。本格展開が注目されています」(渡辺広明氏)

 新たに登場する激安店は、業界に風穴をあけることになるのか。

  ◇  ◇  ◇

 コメリが“農家のコンビニ”路線で絶好調だ。そのワケとは? 関連記事【もっと読む】で、より詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道