ヴィレヴァンが2年連続赤字で81店舗を閉鎖へ…効率化が裏目、ファン離れ加速
「仕入れの多くは店員や店長が担うため、店舗ごとに個性があるのが特徴だった。しかし、10年代後半から収益確保のために本部仕入れの比率を高めた結果、『ヴィレヴァンらしさ』が薄れてしまい、ファン離れにつながった」(同)
最近の店舗は均一化が進み、サブカルよりも流行品を並べる印象が強い。長年のファンに見放された以上、不採算店の閉鎖後も厳しい状況が続くかもしれない。
(ライター・山口伸)