ZOZOマリン“ドーム化”で総工費1000億円超えも 渋滞・液状化・税負担…千葉市が抱える数々の火種

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 また、その土地ならではのリスクもある。周辺の地理に詳しいライターの金子則男氏は、こう話す。

「新球場の建設予定地は幕張メッセの駐車場で、1999年にGLAYが20万人コンサートを開いた場所です。現在は隣にイオンモールとコストコがあり、週末はいつも渋滞していますが、さらに新たなスタジアムができたら、交通渋滞はいよいよ深刻になるでしょう。メッセのイベントも重なったら、一体、どうなるのか。

 また、一帯はもともと埋立地なので、震災時の液状化リスクも指摘されています。東日本大震災では、球場がある千葉市美浜区や浦安市の一部が液状化して、地面が波打ったり、マンホールが浮き上がったりして、地盤の脆弱さが明らかになりました。

 今回の事業は千葉市、球団、イオンが関わっていますが、千葉市全体がマリーンズ一色というわけではなく、関心の薄い市民は少なくありません。幕張地区は市の東端なので、幕張が栄えても恩恵を受けない市民が多いのも事実です。多額の税負担が生じれば、間違いなく反対運動が起きるでしょう」

 前途多難だが、幕張にどんな“風”が吹くのか。

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