ZOZOマリン“ドーム化”で総工費1000億円超えも 渋滞・液状化・税負担…千葉市が抱える数々の火種

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「今のタイミングで、プロジェクトの規模が拡大するプランが示されたことは、かなりの驚きです。今回の整備予算は当初の屋外案で650億円程度でしたが、ドームなら軽く1000億円は超える。しかも、これはあくまでも現時点の数字です。定員は3万3000人程度で、プロ野球チームの本拠地としては小ぶり。収益性を見込んだ数字でしょうが、建設費の回収も込みですから、チケット代は相当上がるでしょう。

 建設業界は原材料費や人件費がうなぎ上りの状況で、今後予算がどれだけ膨らむかは誰にも分かりません。開業目標は2034年ですが、建設業界は深刻な人手不足で、開業の遅延リスクも考えておく必要があります。

 すでに全国各地でプロジェクトが暗礁に乗り上げるケースが続出。新国立競技場が大モメしたのは記憶に新しいですし、名古屋駅前の再開発事業は事実上ストップ状態。渋谷、新宿、池袋、札幌、博多など、見直しや白紙になったプロジェクトは枚挙にいとまがありません。

 愛知県豊橋市ではアリーナ建設を巡って住民の意見が分かれ、市長選の争点になったり、住民投票が行われたりと、侃々諤々の議論が発生しました。中野サンプラザもずっとモメていて、区長選は毎回、推進派と反対派の激突です。そういった状況を踏まえると、今回の計画はかなり“攻めた”印象です」

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