楽天・三木谷社長が証明した「ネット」より「対面」の皮肉

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 医薬品のネット販売を一部規制する政府方針に反発して、産業競争力会議の民間議員を辞任すると言っていた楽天の三木谷浩史社長。18日、官邸で安倍首相と会談し、「引き続き改革を競争力会議の中で進めて欲しい」と言われたとかで、辞意を撤回した。

 今回、辞任問題でわざわざ安倍と会った理由について、三木谷社長は記者団に対し、こう説明した。

「非常に大きな問題なので、(安倍と)今までは、どちらかというとメールとかでのコミュニケーションだったので、対面でしっかりお話しした上で、自分としての方向性を……」

 語るに落ちるとはこのこと。あれだけ「ネットと対面販売で何が違うのか」と吠えていたのに、自らネットでのコミュニケーションの限界を示したわけだ。

 もっとも、三木谷が会議に残ったからといって、一部規制はすでに閣議決定されている。政府の方針が変わるワケではない。振り上げたコブシを下ろすに値する“対価”は得られないのだ。

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