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北朝鮮への早過ぎる制裁解除…安倍政権の危険な「賭け」

 本当に拉致被害者が帰ってくるのか?
 安倍首相は3日午前、会見を開き、北朝鮮への制裁措置の一部解除を決定したと発表した。4日の閣議で正式決定する。

 解除する主な独自制裁の内容は北朝鮮籍を持つ人の原則入国禁止、北朝鮮船舶の入港禁止、北朝鮮への送金・現金持ち出し額の報告義務付け。一方、貨客船「万景峰号」の入港や航空チャーター便の乗り入れ禁止、輸出入の全面禁止は継続する。

 制裁解除の裏には北朝鮮側との拉致問題解決に向けた交渉の進展がある。1日に北京で日朝政府間協議を開催。安倍首相は北朝鮮による特別調査委員会について「国防委員会、国家安全保衛部といった国家的な決断、意思決定できる組織が前面に出るかつてない態勢ができたと判断した」と評価した。

 さらに政府間協議の場では、北朝鮮側が国内に生存しているとみられる日本人のリストを提示したとも報道された。けさの日経新聞によると、北朝鮮側は2桁の人数をリストアップ。そこに朝鮮語で人名や経歴などが記載されていたという。日本側は保有する拉致被害者や特定失踪者に関する資料との照合作業を始めたとも報じられた。

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