「もう勘弁して…」麻生副総理の“失言連発”に激戦区から悲鳴
安倍首相が事故にでも遭ったら、副総理として職務を代行する男の発言だ。あっさり「またか」と聞き流すわけにはいかない。麻生太郎氏が問題発言を連発している。
麻生副総理は6日の長野・松本市内の街頭演説では、アベノミクスを自画自賛しつつ「(結果を)出していないのはよほど運が悪いか、経営者に能力がないからだ」と言ってのけた。
続けて7日の札幌市内の応援演説では、少子高齢化に伴う社会保障費増について「高齢者が悪いようなイメージをつくっている人がいるが、子どもを産まないのが問題」と言い放った。しかし、よく言うよ、だ。
「アベノミクスのあおりで、地方の中小企業はコスト高で青息吐息です。税金と物価だけが上がって、若者は子どもを産む余裕もない。麻生さんはそういう庶民の実態を、まるで分かっていない。いずれにせよ“ナンバー2”の発言ですから、それが安倍政権の本質といえるでしょう」(政治評論家・山口朝雄氏)