「農協潰し」で紛糾…佐賀ショック後遺症の自民党は崩壊危機

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「独自性を打ち出せる力のある大規模農協なんてわずか。多くは中山間地で細々とコメ作りしている零細農家が集まった小規模農協ばかりです。農家は高齢化が進み、担い手もいない。今は大手スーパーなどの流通業者の力が圧倒的で、農家に販売価格の決定権もありません。集荷、販売を農協に頼らざるを得ないのが地方の小規模農家です。安倍政権の『農協潰し』は、こうした農家を壊滅させるだけです」(農業ジャーナリスト)

■4月の統一地方選で全国に飛び火

 安倍政権が法案提出をもくろむ4月は「統一地方選」がある。佐賀と同じ「農業王国」の北海道や大分、徳島など10道県の知事選のほか、相模原市や広島市などの5政令都市、全国で首長、議員選挙が行われる予定で、このまま「農協潰し」に力を入れれば、「佐賀ショック」が全国に飛び火するのは確実だ。

 政治評論家の山口朝雄氏はこう言う。
「佐賀知事選でハッキリした通り、農協の集票力は強い。『改革』と称して無理やり突き進めば、抵抗はさらに激しくなるでしょう。統一地方選で『反安倍政権』の動きが爆発的に広がるかもしれません」

 安倍政権の終わりの始まりだ。

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