佐賀でも大敗…自民党“知事選3連敗”統一地方選に重大影響

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 11日に投開票された佐賀県知事選の「大惨敗」に自民党が真っ青になっている。告示前は自民党が全面支援した前武雄市長の樋渡啓祐氏(45)が「圧勝」とみられていたのに、フタを開ければ、総務官僚出身の山口祥義氏(49)に4万票もの大差で敗れたからだ。

 自民党は選挙戦で、菅官房長官や谷垣幹事長、公明党の太田国交相などの大物閣僚を次々と樋渡の応援演説に投入した。昨年7月の滋賀、11月の沖縄の両県知事選に続く「3連敗」は避けたいと“万全”の態勢を敷いたはずだった。それがまさかの苦杯だ。大メディアは安倍政権が「岩盤規制」と位置付ける農協改革に対し、地元の農協が反発した――などと解説しているが、そうじゃない。

 そもそも、知事選が行われたのは、官邸サイドが「九州電力玄海原発の再稼働」と「佐賀空港のオスプレイの配備」をスンナリと進めるため、古川康前佐賀県知事に任期途中の国政転身を促したからだ。古川は衆院選(佐賀2区)で当選し、官邸は古川氏と同様に官邸の意のままに動く“操り知事候補”として樋渡氏をゴリ押しした。こうした地方の民意を無視し、身勝手な政策を押し付ける安倍政権の中央集権的な姿勢に地方の有権者が怒りを爆発させたのである。

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