「辺野古」で突っ走る安倍政権 知事の指示も“抹殺”の異常事態

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 沖縄・米軍普天間基地の辺野古移設をめぐるバトルが抜き差しならない状況になってきた。政府と対立する翁長雄志知事は23日の会見で、沖縄防衛局が辺野古沿岸部で進めるボーリング調査の7日以内の停止を指示。応じない場合、岩石採掘や土砂採取などの岩礁破砕に関する「許可取り消し」を警告した。

 沖縄県民の意向を無視して突っ走る安倍政権にとうとう県側が実力行使に出た格好だが、政府側は猛反発。沖縄防衛局は「昨年7月に県側と『ボーリング調査は許可行為でなく、事前協議で構わない』と決めた」(報道室)などとし、菅官房長官も「作業を中止すべき理由は認められない」と突っぱねた。翁長知事の警告を無視して、工事を続行する可能性が高い。

■法治国家が沖縄の民意を放置

 辺野古沖では連日、抗議住民が乗ったカヌー船と海上保安庁の監視ボートが衝突を繰り返し、ケガ人が続出。陸上でも住民と沖縄県警のにらみ合いが続いている。もはや現地は一触即発の鬼気迫る雰囲気で、成田空港工事をめぐる三里塚闘争を彷彿させる。「流血事件」も必至だが、ここまで問題がこじれたのはもちろん、政府のかたくなな姿勢が原因だろう。

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