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元米太平洋軍司令官が明言「東アジアに軍事的危機はない」

 安全保障法制の整備を急ぐ安倍政権はいかにも有事が迫っているかのように危機をあおっているが、とんでもないペテンだ。

 デニス・ブレア元米太平洋軍司令官(元米国家情報長官)がこのほど、日本外国特派員協会で講演したが、そこでこう明言したのである。

「日中戦争が起きる危険性があるとする報道が多いが、私はそうは思わない。東アジアの軍事情勢は非常に安定しており、そうした状態がずっと続くと私は見ている」

 ブレア氏が挙げた根拠も明確だ。

「東アジアの領有権問題は一部例外を除けばほとんどが島に関するものだ。島の領有権を変えるには大規模な軍事作戦が必要で、侵略国は空と海の支配を長期間、続けなければならない。しかも東アジアは東欧や中東のように地続きでないため国境線をめぐる地上戦は起きず、宗派間、民族間対立や代理戦争の危険性もない」

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