米が不信感 「70年談話」で寝た子を起こした安倍首相のセンス

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 安倍首相が27日、ボストンに到着した。出発前の安倍首相は、いつにもましてハイテンション。「日米が共に何をしていくかというビジョンを語りたい」と語っていた。

 しかし、オバマ政権に歓迎ムードはほとんどない。安倍首相が出発前の今月20日、BSフジの番組で、今年夏に出す「戦後70年談話」についてこう言い放ったからだ。〈歴史認識の基本的考え方を引き継いでいくと言っている以上、もう一度書く必要はない〉。村山談話の「植民地支配と侵略」「心からのおわび」は必要ないということだ。

 ただでさえ、安倍首相を“歴史修正主義者”と見ているアメリカは、一気に神経をとがらせている。

 ローズ米大統領副補佐官は24日、「米国は過去の日本の談話と合致する形で歴史問題について取り組むよう働きかける」と述べ、下院議員ら超党派の議員25人も23日、村山談話を尊重するよう求める署名入りの書簡を佐々江駐米大使に送付した。ワシントン・ポストなど米メディアも不信感をあらわにしている。

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