日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

新国立「命名権&寄付で200億円捻出」下村大臣案を識者が批判

 安倍政権の底の浅さを体現するような話だ。結局、1625億円から2520億円まで膨らんだ新国立競技場の整備費。下村文科相は500億円を都民の血税に押し付け、ドンブリ勘定のツケを払わせようとしているが、その一方で、競技場の命名権(ネーミングライツ)と寄付で200億円を捻出するプランをブチ上げた。新国立の命名権を企業に売却し、寄付をした人のネームプレートを競技場の壁面にハメ込むつもりらしい。

 この財源案、果たして成功するのか。

 ネーミングライツが流行したのは10年以上前。首都圏には調布市の「味の素スタジアム」(東京スタジアム)、横浜市の「日産スタジアム」(横浜国際総合競技場)などがあるが、いずれも契約更改のたびに金額が大幅にダウンしている。「味の素」は当初、年2億4000万円だったが今は2億円。「日産」は4億7000万円から1億5000万円に下がった。また、契約そのものを白紙に戻す企業も増えている。サントリーが手を引いたことで、4年前に「渋谷C.C.Lemonホール」は「渋谷公会堂」に戻った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のニュース記事