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新国立競技場「開閉式屋根」先送り招いた森会長のズサン計画

「今ごろ言うなよ」である。下村文科大臣が新国立競技場(東京・新宿区)の計画見直しを明らかにした。下村は18日に舛添都知事と会談。開閉式屋根を先送りにし、座席8万のうち1万5000席を仮設スタンドにすると伝えた上で、都に約500億円の費用負担を要請した。「カネが足りない。出してくれ~」とはみっともない話ではないか。

 新国立競技場はいわくつきの物件だ。もともとは2019年のラグビー・ワールドカップ(W杯)の決勝・準決勝戦を開催するために企画され、そこに20年の東京五輪が乗っかった。その建設費がすごい。

 当初は1300億円だった見積もりがあっと言う間に3000億円に膨らんだ。昨年5月には規模を2割縮小する方針を決め、現在公表されている建設費は1625億円だが、この金額で完成できるか怪しいものだ。旧国立競技場の解体作業が5カ月遅れるトラブルなどもあり、開閉式屋根がW杯にも五輪にも間に合わないというわけだ。一体、誰に責任があるのか。

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