山口組分裂で新団体設立へ 第二の「山一抗争」勃発の危機

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 国内最大の指定暴力団山口組が、内部分裂の状態に陥った。山口組内最大組織の山健組(神戸市)を中心に、関西に拠点を置く複数の2次団体が離脱し、新団体を設立する動きがあるという。

 山口組は27日、神戸市灘区の総本部で、緊急の幹部会合を開いたが、離脱の可能性がある組長らは欠席。山口組では、山健組や宅見組など10団体以上を絶縁などの処分にすることを決めた。

 山口組内では、篠田建市(通称司忍)組長の出身母体で、名古屋市に拠点を置く弘道会の関係者が中心となっている現体制に、山健組など関西の古参グループが不満を募らせていた。

 絶縁処分となれば、抗争事件に発展する可能性もある。山口組では1984年に一和会が分裂。山口組と一和会との間で「山一抗争」という激しい対立が起き、25人もの死者を出している。

「分裂した側はすでに、兵庫県警に新団体としての届けを出した、との情報が流れています。名前は『神戸山口組』などが候補に挙がっているようです。届け出は山口組の処分よりも早い段階で出されているといい、『絶縁は無効だ』と主張しているらしい。ひと悶着ありそうな雰囲気です」(暴力団に詳しいジャーナリスト)

 双方は緊張状態にあり、警戒が必要だ。

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