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佐野氏の五輪ロゴ「使用中止」も…遅すぎる決断が招いた余波

 ついに使用中止に追い込まれた。東京五輪のエンブレムがベルギーの劇場ロゴと酷似している問題で、大会組織員会は1日、今後の使用を取りやめる方針を固めた。

 大炎上に油をブッかけたのが「原案」公開だ。佐野研二郎氏(43)がコンペに応募した「原案」そのものや、応募資格だったデザイン賞の受賞作品まで〝トレース″を疑う指摘までネット上で相次ぎ、自ら収拾不能の状態に陥っていた。

 ベルギーで使用差し止め訴訟を起こしたリエージュ劇場側もイケイケだった。代理人弁護士は、IOCと国際パラリンピック委員会の本部のあるスイス・ドイツ両国でも提訴する用意があることを明言。仮にベルギーで勝訴しても、判決の効力が国内にとどまるためで、それだけ自信を深めていた証拠と言えよう。

「筆頭代理人のベレンブーム弁護士は知的財産権の国際的権威で、ベルギーの著作権法の起草にも関わった辣腕です。ベルギー国内での提訴も間違いなく有利に働く。国際係争の判決は〝地元びいき″となりがちですからね」(法曹関係者)

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