小林節
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小林節慶応大名誉教授

1949年生まれ。都立新宿高を経て慶大法学部卒。法学博士、弁護士。米ハーバード大法科大学院のロ客員研究員などを経て慶大教授。現在は名誉教授。「朝まで生テレビ!」などに出演。憲法、英米法の論客として知られる。14年の安保関連法制の国会審議の際、衆院憲法調査査会で「集団的自衛権の行使は違憲」と発言し、その後の国民的な反対運動の象徴的存在となる。「白熱講義! 日本国憲法改正」など著書多数。新著は竹田恒泰氏との共著「憲法の真髄」(ベスト新著)

<第1回>動き出した憲法改正の中身を国民は知る必要がある

公開日:  更新日:

 長期政権を視野に入れる安倍首相は年頭所感で戦後70年の節目に「新たな国作り」を宣言した。その根幹をなすのが安倍の悲願である憲法改正であるのは言うまでもない。憲法学者の小林節慶大名誉教授に、その野望の危うさについて、集中講義をお願いした――。

■野望を隠そうともしない安倍首相

 第3次安倍政権が発足した。昨年末の総選挙で圧勝し、順風満帆の船出である。

 この政権の第1の課題は何よりも経済である。アベノミクスは統計数字の上では好調だと言う者も多いが、庶民や地方でそれを実感する声を聞かない。第2の課題は外交である。キリスト教圏とイスラム教圏の対立が混迷を深める中で、欲望大国中国が率直な自己主張を続け、ロシアや北朝鮮もそれぞれ独自の行動をしており、わが国の立ち位置をどう定めるか、政府は大変な舵取りを担わされている。そして、第3の課題が憲法である。

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