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まやかし「行政事業レビュー」 河野行革相で国民に目くらまし

 3日間の日程で行われている中央省庁の予算を検証する「行政事業レビュー」。新聞・テレビは「どこまで切り込めるか」なんて持ち上げているが、これには鼻白んでしまう。事業レビューは民主党政権の「事業仕分け」のように「廃止」などの結論を出すワケでもなく、評価する有識者の指摘には何ら強制力もない。つまり、省庁側にとっては何を指摘されても屁のかっぱ。税金のムダ削減なんて到底、期待できないからだ。

「数ある事業の中で最も説明がされてこなかったのがスパコン(スーパーコンピューター)だ」

 12日は科学技術関連事業としてスパコンの「京」の開発費が取り上げられ、河野太郎行革担当相がドヤ顔で、そう強調していた。最終的に「予算削減に努力すべき」となったのだが、スパコンの「京」といえば、09年の事業仕分けでも見直し対象になり、蓮舫行政刷新担当相の「2位じゃダメなのか」というフレーズに批判が殺到した。当時の自民党議員やメディアは「科学技術を知らないシロートの発想」「中国に抜かれる」とボロクソだったが、今回はなぜか静観しているからクビをひねりたくなる。

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