著者のコラム一覧
田中京

51年、東京生まれ。父は田中角栄、母は辻和子。日大在学中から音楽評論を始め、卒業後、CBSソニーに入社。現在、音楽評論家、料理研究家として活躍中。著書に「絆 父・田中角栄の熱い手」(扶桑社)がある。

<第10回>「荒療治は自分でなければできない」という信念

公開日: 更新日:
(筆者所蔵のアルバムから)

「決断と実行」の政治家といわれた父、角栄の最も大きな決断は何であったのでしょうか。私は1971年7月の第3次佐藤栄作改造内閣での通商産業大臣への就任だったと考えます。

 この年の4月に行われた統一地方選挙で、自民党は東京、大阪と革新系候補に敗れて知事の座を明け渡しました。日… 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り1,180文字/全文1,321文字)

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  2. 2

    一発退場のAぇ!group福本大晴コンプラ違反に「複数人関与」疑惑報道…旧ジャニ“インテリ”枠に敬遠の風向き

  3. 3

    だから今年の日本女子オープンはつまらない…“簡単コース”で予選カットラインは史上最少「-1」

  4. 4

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  5. 5

    囁かれていた「Aぇ!group」は「ヤベぇ!group」の悪評判…草間リチャード敬太が公然わいせつ容疑で逮捕の衝撃

  1. 6

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  2. 7

    阪神・才木浩人はドジャース入りで大谷と共闘の現実味…「佐々木朗希より上」の評価まで

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  5. 10

    男子の試合はガラガラ…今年のANAオープンのギャラリー数を知って愕然としました