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高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

本物のリベラル新党でなければ政権交代はできない

 新党名は「民進党」に決まり、「民主党」の20年の歴史が幕を閉じた。1996年の旧民主党結成に参画して、その結党宣言草案の執筆までした私としては、感慨もまたひとしおである。

 この時は、政党同士の合流ではなく、社民党やさきがけや日本新党をいったん離党した政治家個人が、新党の理念・政策に賛同して再結集するという手続きを重視し、そのためマスコミには「排除の論理」とか呼ばれて酷評されたが、創業者の鳩山由紀夫はそこは頑として譲らなかった。それだけ、この党をつくって何をしたいのかがハッキリしていたということである。

 何をしたかったかというと、94年12月に小沢一郎の新生党をはじめ公明党の一部、民社党、日本新党などが合流して新保守主義を標榜する「新進党」が誕生し、マスコミは「保守2大政党制の時代」などとはやし立てたのだが、そんな2大政党制なんてあるわけないじゃないかというのが我々の立場で、その構図をブチ壊して「保守対リベラル」の構図に置き換えることで本当の意味の政権交代を実現することを目指した。

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