二階氏長男vs門下生 国政選挙より面白い御坊市長選の行方

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 人口3万に満たない地方都市の市長選が、永田町の注目を集めている。15日告示の和歌山県御坊市長選だ。自民党の実力者、二階俊博総務会長の出身地で、これまで無風だったが、二階氏の長男・俊樹氏が立候補を表明したことで、現職との保守分裂選挙となった。

 現職の柏木征夫市長は県職員時代に二階氏の要請を受け、92年に出馬して初当選。以来、二階氏の支援で現役市長最多となる6選を重ねてきた。まさに二階門下生だ。

 異変が起きたのは俊樹氏が出馬表明した今年2月。県政関係者は「二階さんが多選を理由に柏木市長に引退を迫ったのですが、拒否されました。柏木市長は俊樹さんだけは絶対反対だったようです」と背景を語る。

 地元の評判では、俊樹氏は傲慢な性格らしい。二階氏の後を継いで衆院選に出るはずだったが、地元後援会の猛反対でパーになったというウワサも流れている。今度の選挙で俊樹氏が圧勝しないと、二階氏のメンツは丸つぶれだ。そのため、二階氏本人も長男の応援に入り、稲田朋美政調会長や公明党の漆原良夫中央幹事会会長も駆け付ける異例の展開となっている。

「5月には柏木市長の女性問題などを暴露した怪文書がバラまかれました。誰の仕業なのか容易に想像できますが、まっ、それだけ相手陣営が危機感を抱いている証拠ですよ」(柏木陣営関係者)

 22日の投開票まで目が離せない。

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